わたし。
毎日、後ろめたさを感じながら息をする。
「分かっている」という言葉が私を苦しめる。
こうあるべきだと、ある程度の正しさみたいなものを理解しているからこその苦しみが、ジワジワと私を侵食していく。
ある意味では、1番障害のことを理解しようとしていないのは私なのかもしれない。
薄くて小さなガラスの器に、溢れんばかりの濁った水を溜め込んで、割れないように、周りを汚さないように、まるで腫れ物を触るように。
私は遠くから、私を蔑むような目で見つめている。
眺めている、傍観している。
私は私に、どう触れてあげればいいのかまだ分からない。