運命が。
私は運命って言葉が好きだ。
とても理不尽で不条理で、それが幸福だろうと不幸だろうと。
一方的で、特別なもの。
運命に抗おうとする人の話をみるのは好きだ。
でも自分の運命に抗おうとは思わない。
というか、そもそも私の人生に運命なんてものがあるのかどうか。
また、特別の話。
運命って言葉は個人的にとても魅力的にきこえる。
だから私も欲しいと、でもきっと私の人生に運命はないんだと思う。
もしかしたら、あったかもしれない。
気づかなかったのかも、いや気づかなかったふりをしたのかも。
それで、気づかなかったふりをしたのを忘れたんだ。
望んで、忘れたんだ。
無いものばかり欲しがって、きっと明日も持っているものに気づかないんだろう。
私の本当に欲しいものは、